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NTTデータエンジニアリングシステムズ × NTTデータビズインテグラル TOP対談~お客様の未来をITで支援する「ものづくり」分野のスペシャリスト集団~

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2014年6月吉日
Biz∫ビジネスに取り組むパートナーの皆様にスポットを当てる「パートナーハイライト」。
第14弾は、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ 木下代表取締役社長に、Biz∫ビジネスへの取り組みや強み、今後のビジネス戦略をお聞きしました。

強みは「ものづくり」分野での長年の知見とノウハウ

中山:まずは、御社の事業内容を教えてください。

木下: 弊社は1977年の設立以来35年以上にわたり、企画から設計・製造、販売と幅広い業務領域で、ソリューションのご提供やシステムのご提案・構築を通じて、お客様とともに歩んでまいりました。
「ものづくり」分野を中心とした「ソフトウェア」、「サービス」、「システムインテグレーション」の3つの事業を展開しています。

中山: 3つの事業とは、まさしく「3本の矢」になぞらえることができますが、詳しくご説明いただけますか。

木下: 「ソフトウェア」事業は、創業時から長い歴史を持っており、代表的な製品は自社開発した3次元CAD/CAMシステムの「Space-E」です。その他にも、3次元CAD設計システムの「CATIA」、メタルフォーミングプロセスシミュレーションシステムの「simfact.forming」など3次元CAD/CAM/CAEの開発とサポート経験をもとに、さまざまなシステムプロダクトを販売しています。

「サービス」事業は、お客様からのエンジニアリング業務の受託を中心に展開しています。造船業、橋梁をはじめとする製造業界向けに、生産設計・解析業務の受託サービスや金型業界向けCAD/CAMクラウドサービスである「Manufacturing-Space」をご提供しています。

NTTデータエンジニアリングシステムズ 木下社長

「システムインテグレーション」事業には、エンジニアリング領域とビジネス領域の二つの領域があります。エンジニアリング領域では、お客様のPLM領域のシステム構築をおこなっています。ビジネス領域では、プロジェクト原価計算、会計、購買、営業情報、契約管理などの統合ERPの開発から維持管理・運用に至るまでのトータルソリューションをご提供しています。
特に、建設・エンジニアリング業/受注生産型製造業向けに特化したERPテンプレート「SSEC(Solution Series for Engineering and Constructions)」は、Oracle EBSをベースに弊社が開発した国内初の製品であり、これまで100社以上の企業に導入いただいております。

中山:御社の強みについては如何でしょうか。

木下: 強みは、「ものづくり」分野で長年にわたり蓄積した知見とノウハウです。
元々弊社は日立造船株式会社の情報システム部門が分離独立して設立されました。造船業向けのシステムをご提供していく中で、その実績を外販に活かし、金型設計用CAD/CAM市場で国内シェアナンバーワンを獲得した「GRADE/CUBE」など、お客様のニーズに合ったソフトウェアやシステムの開発により事業を拡大してきました。
弊社のDNAはものづくりにおけるスペシャリスト集団であり、創業時から脈々と社員に受け継がれています。
2006年にNTTデータグループの一員となってからは、NTTデータのブランド力、多彩な製品の品揃え、営業力といった新しい強みが加わりました。「Biz∫」ビジネスは、弊社の製造業での強みとNTTデータグループの強みを最大限に発揮できると考えています。

「Biz∫」との出会い

中山:どのような経緯で「Biz∫」ビジネスを始めたのでしょうか。

木下: システムインテグレーション事業の更なる拡大を目指し、2012年度中期計画においてSMB(Small and Medium Business)市場への事業展開を決定したのですが、そこでERP開発基盤として最適と判断したのが「Biz∫」でした。
2013年度より「Biz∫」をベースに自社業務システムの構築に着手し、2014年10月1日に「Biz∫」をERP基盤とした「Project-Space」ファーストバージョンをリリースする予定です。

中山:「Project-Space」の概要についてご説明いただけますか。

木下:「Project-Space」は、建設・エンジニアリング業や受注生産型製造業向け基幹業務ソリューションです。
導入メリットは、短期導入の実現とこれに伴う導入コストの低減、並びに運用面でのコスト低減です。
これまでは、基幹業務システムを個別に構築するケースが多く、お客様にとって導入・運用コストの負担が大きいというデメリットがありました。
「Project-Space」は、個別原価計算対応、契約番号と工事番号の対応付け機能、工事進行基準対応など多様な管理形態に対応した機能を予め標準装備しています。また、多様なサポートサービスを用意しているため、維持管理作業が軽減され、運用コストを低減できます。
セールスポイントは、プロジェクト原価管理に特有の仕組みが搭載されている点、そして使い勝手の良さです。お客様のご意見を取り入れ、入力をシンプルにしています。

NTTデータビズインテグラル 中山

中山: プロジェクト原価管理を必要とするお客様から待ち望まれていたシステムですね。中堅・中小企業だけでなく、大企業のニーズにもお応えできると確信しています。

木下: 今回の「Project-Space」の開発においては、Biz∫パートナー企業に先駆けて、新アーキテクチャを採用したBiz∫APFを試用しました。結果、手戻りなく開発を行うことができました。お客様にとっても高品質での導入が実現するものと期待しています。

中山: ありがとうございます。新しいBiz∫APFはこの秋に正式リリースを予定しています。現状の課題を踏まえ、更なる機能向上を図っていきます。

今後は「Project-Space」を武器に製造業に展開

中山: 今後のビジネスの方針をお聞かせください。

木下: この秋の「Project-Space」リリースを皮切りとして、業界に特化したテンプレートの拡充を行ってまいります。例えば、通信建設業向けの業界テンプレート、鋼材業務に適したモジュールの開発などを考えております。
更なる展開策としては2つあります。
1つ目は、双方向コミュニケーションツールを含むエンジニアリングシステムとの連携です。
2つ目に、グローバル展開です。

中山:具体的に教えてください。

木下: 1つ目についてですが、「Project-Space」の発展形として、製品開発における各プロセスでの必要な情報を一元化できるようにしたいと考えています。例えば、「Project-Space」と生産管理システム、設計BOM、PDMとの連携を図ることで、各プロセスでの作業効率を上げるだけでなく、工程全体の業務プロセスのあり方を改善します。「Project-Space」はそのプラットフォーム的な役割を果たし、開発期間削減やコストダウンに大きく貢献できると考えています。

中山:エンジニアリング領域とビジネス領域のシステムインテグレーションを両方手掛けている御社ならではの差別化ですね。

木下: グローバル展開についてですが、昨今、日本の企業が海外に拠点を置く事例が増えてきました。それらグローバル企業のプロジェクト案件毎の原価管理に「Project-Space」を活用していただきたい、そのためにNTTデータグループの海外拠点との連携を図りながら進めていきたいと考えます。

中山:営業展開については如何でしょうか。

木下: 先の中期計画では「時代に即応した営業力の強化」を重要テーマのひとつに掲げ、営業本部一体で情報の共有やノウハウの活用を広範囲かつ迅速に行う体制が整いました。
今年の5、6月に「プロジェクト型事業における『見える化』の重要性と今後の課題」と題し、東京・大阪・名古屋にてセミナーを開催しました。いずれも大変好評で、セミナーを通じて、お客様から具体的な課題をお伺いする機会を得ることができ、手応えを感じています。今後もエリア毎に新しいソリューションをご紹介する場を積極的に設けたいと思います。
「Project-Space」のリリースを契機に、「Biz∫」を積極的にご提案していきます。

中山:我々も協力を惜しみません。NTTデータのエリア拠点と連携し、共同で行っていきましょう。

お客様へのメッセージ

NTTデータエンジニアリングシステムズ × NTTデータビズインテグラル

中山:お客様へのメッセージをお願いします。

木下: 2014年10月に、Biz∫シリーズに「Project-Space」が加わります。
弊社は、長年にわたり「ものづくり」分野のお客様を中心に、各種ITソリューションをご提供してまいりました。これからもお客様を取り巻く事業環境の変化に対応し、お客様の目線や立場に立った付加価値の高いソリューションをご提供することが重要だと考えております。
お客様とともに成長したいという、私たちの想いを具現化したもののひとつが、「Project-Space」なのです。
私たちのモットーは「ものづくりの未来をITで支援する」です。この言葉には、ものづくりで活躍されるお客様の未来を、私たちがお手伝いしたいという想いが込められています。
お客様の事業拡大に貢献するビジネスパートナーとして、ともに歩んでいきたいと考えております。

中山:数あるNTTデータグループの中でも製造業向けITソリューションを唯一提供できる会社として、御社のご活躍を大いに期待しています。

木下: 昨年の秋、新卒採用内定式にて学生全員に1冊の本を配りました。 その本のタイトルは池井戸 潤 著の『下町ロケット』。ある町工場の奮闘を描いたフィクションなのですが、私たちの本社がある東急池上線沿線が舞台であることや、中小企業のものづくりへの真摯な姿勢など共感するところが多く、ぜひ入社前に読んでほしいと思いました。
最近、ものづくりとITの融合が叫ばれ、製造現場にイノベーションをもたらす可能性のあるIT技術がでてきています。これは大変喜ばしいことなのですが、同時にものづくりが誰でも簡単にできることで現場の苦労が軽視され、これまで想定していなかった事態や危険性も感じます。
今、私たちが使っている製品は、現場の方々の地道な作業、安全性の確保などたくさんの人の手を経て生み出された努力の結晶であることを、決して忘れてはならないと思っています。

中山:我々としても、メーカとしての責任を肝に銘じて、世の中に喜ばれる製品づくりを目指していきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。

以上、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ様に伺いました。今後の更新にもご期待ください!!

インタビュイープロフィール
木下 篤 Kinoshita Atsushi
株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ 代表取締役社長
  • 1981年 日立造船情報システム株式会社に入社
    (現 株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ)
  • 2007年 取締役 EIT統括部長に就任
  • 2009年 常務取締役 PLM事業本部長に就任
  • 2010年 代表取締役社長に就任(現職)

【企業名・部署名・役職名は取材当時のものです】



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