Biz∫とAVANT Cruiseが連携し、経営管理の高度化と業務効率化を実現
~会計データと経営管理システムの自動連携により、属人化排除・迅速な経営判断を支援~
株式会社NTTデータ・ビズインテグラル(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 宏治、以下「NTTデータ・ビズインテグラル」)と、株式会社アバント(本社:東京都港区、代表取締役社長 執行役員 CEO:岡部 貴弘、以下「アバント」)は、NTTデータ・ビズインテグラルが提供する国産ERPパッケージ「Biz∫(ビズインテグラル)」と、アバントが提供する経営管理システム「AVANT Cruise(アバント クルーズ)」のデータ連携を促進する、データ連携アダプタの提供を、2025年9月より開始します。
本連携により、グループ各社の会計データをBiz∫からAVANT Cruiseへ自動連携し、データ整形・変換・帳票出力といった業務を自動化。属人化や手作業による工数を削減し、経営判断に必要な情報を高精度に可視化することが可能になります。
【背景と目的】
経営管理領域において会計データの収集・整形・分析といったデータ活用の業務は、依然としてExcel等による手作業が多く残り、業務の属人化や再現性の欠如が課題となっています。
NTTデータ・ビズインテグラルでは、Biz∫および2023年より提供しているクラウドERP「Biz∫Optima」により、販売・購買・会計領域の業務基盤を提供してきましたが、経営管理領域におけるデータ活用の高度化ニーズに応えるべく、AVANT Cruiseとの連携を実現しました。
【システム連携全体像】
連携アダプタを使ってBiz∫の各社総勘定元帳データを、明細レベルで自動連携します。
これにより、一気通貫でAVANT Cruiseでの連結/事業別帳票出力や予算/実績/見込業務の効率化が可能となります。

【連携の特長】
•Biz∫の総勘定元帳データをAVANT Cruiseへ自動連携
データの整形・変換・帳票出力をノーコードで自動化し、属人化を排除。
•経営管理の高度化を支援
予算・実績・見込の一元管理や、事業別・製品別の損益分析、ROICなどの経営指標の可視化を実現。
•柔軟な分析と帳票作成
AVANT Cruiseの標準レポート機能により、経営会議資料や月次報告書の作成を効率化。
【今後の展望】
両社は今後も、Biz∫シリーズおよびAVANT Cruiseの機能強化を通じて、企業のバックオフィス業務におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を包括的に支援してまいります。さらに、自社機能の強化に加え、他システムとの連携も積極的に推進することで、変化するビジネスニーズに柔軟かつ迅速に対応できる仕組みを構築してまいります。
【参考情報】
■Biz∫について
国産ERPパッケージとして、会計・販売・購買・人事などの基幹業務をカバー。2011年の本格展開以降、累計約2,000社に導入されています。
■AVANT Cruiseについて
経営管理の支援実績から生み出された「AVANT Cruise」は、経営管理の効率化・高度化を実現可能にするクラウドサービスです。組織や事業、用途に応じて、経営管理に必要な業務テンプレートを標準搭載し、既に他のシステムを導入していても統合を必要としない分散型とデータレイク型を兼ね備えた次世代のアーキテクチャに基づいています。
※ 本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】 | |
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株式会社NTTデータ・ビズインテグラル ソリューション事業部 セールス&マーケティング部 TEL:03-6234-1662 Email:contact@biz-integral.com | 株式会社アバント マーケティング部 広報担当 TEL:03-6847-5864 Email:PR@avantcorp.com |