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さくら情報システム × ビズインテグラル TOP対談 ~5つのコア領域で新たな企業付加価値を創出~

さくら情報TOP対談 TOP画像

2012年12月吉日

Biz∫ビジネスに取り組むパートナーの皆様にスポットを当てる「パートナーハイライト」。
第三弾は、さくら情報システム株式会社(以下さくら情報)取締役 兼 専務執行役員 開発本部 本部長 中島孝夫様に、Biz∫ビジネスへの取り組みや強み、今後のビジネス戦略をお聞きしました。

強みは5つのコア領域

中山:まずはさくら情報様の事業概要及び強みを教えていただけますでしょうか。

中島:弊社は1972年に銀行の情報システム子会社として設立され、以後40年間にわたり銀行を中心に、銀行グループ各社、さらに銀行のお取引企業様への基幹システム構築・運用業務に携わってまいりました。お陰様で今年2012年11月に創立40周年を迎えることができました。
弊社の強みとしては、次の5つです。1.「金融」、2.「会計」、3.「人事給与」、4.「セキュリティ」、5.「コソーシング」(co-sourcing)の5つが挙げられます。

中山:5つの強みについて詳しく教えてください。

5つのコア領域を語るさくら情報 中島氏

中島:これらの5つの強みは、銀行の情報システム子会社として、金融業のシステム開発に長年携わったことで、決済業務を含む豊富な業務知識及びノウハウを蓄積してきたものです。金融業でのノウハウ活用により会計業務を得意としておりますし、金融業のグループ子会社という特性から、人事給与業務の効率化・コスト削減に力を発揮してきました。
さらに、銀行業務では特に高いセキュリティレベルが要求されます。このため、長年の経験を活かし、本格的にセキュリティソリューションとして展開しております。
コソーシングは、「co」=「共に」という言葉に私たちの想いを込め、どうやったら業務の効率や質が向上できるか、いかにコストが削減できるかをお客さまと共に考え、企業価値を最大限に高めることを目指していくという決意で取り組んでいます。

中山:アウトソーシングもコソーシングの一形態と言えますが、従来の運用から一歩進んだサービスですね。お客さまとのパートナーシップを結びながら対等な関係を築く、「イコールパートナー」の関係ですね。

中島:それが進化していくとBPM(Business Process Management)につながると考えています。

中山:5つの強みを活かすために、どのような体制で進めていらっしゃるのでしょうか。

中島:主に3組織でカバーしています。
1つ目の組織が「金融」・「会計」・「セキュリティ」の3領域をミッションとする開発部門です。
2つ目は、「人事給与」業務やBPOサービスを提供するサービス事業部門です。人事給与業務における最近の傾向として、SaaS(Software as a Service)型でのご提供に対するニーズが高まってきたことから、サービス事業本部として独立させました。ここではシステムの提供と共に人事業務のアウトソーシングサービスを提供しています。
3つ目の「コソーシング」部門は、目黒のデータセンターを利用し、マシン及びシステムの運用と入出力を中心とした業務のアウトソーシングを行っております。

中山:人事のアウトソーシング業務の基盤としてintra-martを採用いただいたことから、intra-martパートナーとしてのお付き合いが始まりましたね。

Biz∫との出会いと強み

中山:2011年にさくら情報様とBiz∫パートナー契約を締結させていただきましたが、Biz∫を採用するに至った背景を教えてください。

中島:弊社では、従来行っていた基幹業務のスクラッチ開発に加え、1997年頃からERPパッケージを使ったSIをスタートしました。もともと会計システムは銀行グループ各社や取引先企業様では、メインフレームによるスクラッチ開発から始まったのですが、時代の流れとともにシステムのダウンサイジングとオープン化というテクノロジーの変化に伴い、次第にお客さまのニーズもパッケージ利用へと変化してきたのです。更に既にパッケージをお使いのお客さまでも既存の製品を同じ製品でバージョンアップ導入することに疑問を示されるお客さまも増え、私たちもニーズの変化に対応しソリューションを多様化しなくてはならないことに気づき、いろいろな製品を検討していく中でBiz∫に出会いました。
弊社のポリシーとして、ビジネス開始当初から一貫してお客さまの課題解決のために最適なソリューションを提案するということが第一にあります。そういう意味でも、Biz∫は私たちの大きな武器になると考えました。

中山: Biz∫をお客さまへ提案する際の強みはどういった点だと思われますか。

中島:SOA(Service-oriented architecture)のアーキテクチャーで構築されていること、疎結合されたシステムという点が最大の強みだと思います。 Biz∫の思想として、お客さまにとって必要な機能だけを使って頂き、既存あるいは新規開発の他の業務システムと連携させた全体最適の考え方が、一番のアピールポイントだと考えています。

中山:まさしく今おっしゃったことがBiz∫をスタートした時のコンセプトです。 Biz∫は、お客さまのご要望に合わせて柔軟に姿を変えることができます。他システムと接続できるようなオープンな窓口を開く上で、技術的課題を突き詰めていった結果、SOAや疎結合という解答に至り、Biz∫が誕生しました。

中島:一概には言えませんが、以前に比べるとパッケージ製品に対するお客さまのニーズは、パッケージへの依存度合いが最近ではかなり少なくなってきたのではと感じます。企業固有のビジネスの考え方や業務のしかたを明確にし、パッケージを利用するべきところと個別に作るところを切り分けて、その上でパッケージと他の業務システムとを連携させるという考え方をされるお客さまが増えてきているのではないでしょうか。そういう状況の中で、パッケージというよりも部品群、或いはサービス群の中で必要なところだけを取り込む、まさにSOAを活用してBPMを実践するという考え方で提案するには、Biz∫が最も適していると思っています。

中山:おっしゃる通りです。Biz∫は、お客さまの必要なモジュールを抜き出して構成していくという、パッケージでありながら10社10様に色や形が違うといったことを目指しています。

中島:弊社にとって一番重要なことは、提案するソリューションがお客さまの考え方に合うかどうかです。複数の思想をもった業務ソリューションを取り揃え、お客さまのニーズにマッチしたものを提案することで、最適なシステムの構築をサポートしたいと考えています。

Biz∫会計の社内導入について

中山:さくら情報様では、Biz∫会計を社内導入いただきましたが、導入された経緯を教えていただけますか。

中島:法制度の改正や社内ルールの改訂、加えてビジネス形態の変化といったニーズから、弊社内でも会計システムに求めるニーズが変わってきました。また、自社固有の業務に柔軟に対応でき且つ製品の良いところだけを取り入れたいという、まさにSOAのニーズもありました。「それならBiz∫しかない」ということでまずは社内導入に踏み切りました。

Biz∫会計の社内導入

中山: Biz∫を社内に導入されたことで、SEの育成にもつながったのではないでしょうか。

中島:そうですね。社内の要求は、身内なだけにどのお客さまの対応よりもハードなものだったのかもしれませんね(笑)。SEも随分鍛えられたと思いますよ。

中山:お客さまへの対応といえば、さくら情報様の営業に同行させて頂いた際、お客さま視点の営業には感服致しました。社内の人材育成で力を入れている点があれば教えてください。

中島: 社員個々の基礎能力を高める各種スキル研修は体系的に整備していますが、その他に、営業部門と開発部門の担当者ベースでの戦略やシナリオのレビューやディスカッションの場が多いということが挙げられます。更に営業部門では、毎週営業担当部署が順番にお客さまの状況を報告する会議を開催しているのですが、その会議は、社内のどの部署からの参加が可能な形態をとっています。ですので、参加者からは、お客さまの立場で様々な視点からの質問が投げかけられています。また、お客さまへの提案前にあたっては事前に製販一体で社内レビューを何度も繰り返しているため、常にお客さまにとって何が喜ばれるのかを考えなければいけない環境に置かれているわけです。そういう日々のOJTの中でスキルが身についているのではないかと思います。

中山:お客さまのことを第一に考えるさくら情報様の素晴らしい営業力は、日頃の訓練の賜物なのですね。改めて感心いたしました。

今後のビジネス方針と抱負

中山:先ほど伺った5つの強みを活かしながら、今後はどんな事業分野を伸ばしていきたいとお考えでしょうか。

中島:コソーシング事業をさらに伸ばしていきたいですね。弊社はシステム開発や運用と同時に、一部の業務をお引き受けするといった形でのコソーシング型サービスを志向しています。ソリューション提供の仕方も、オンプレミス型SI、クラウド型サービス、コソーシング型サービスと多様化していますが、お客さまニーズに合ったサービスをご提供し続けることで、弊社とのビジネスを末永く継続していただけるように努力していきたいと考えています。

中山: さくら情報様は、従来のSIベンダーの枠を越えてサービス事業を展開するという、一歩踏みこんだサービスを提供されている貴重なパートナー様です。

中島: 弊社のこれまでの歴史から申し上げると、サービスビジネスはメインフレーム全盛期の給与計算代行から長年携わってきたことから、「サービスを提供する」というDNAが刻み込まれています。今はクラウドという言葉が代表的ですが、これからも時代に合ったサービスソリューションをご提供し続けていきたいです。

中山:今後はコソーシングの厚みを出していくということですね。他に今後取り組みを強化されたいことはございますか。

中島:お客さまの多様化したニーズをある程度パターン化し、それらのニーズを先取りしたソリューションを整備して提供したいと考えております。例えば業務テンプレートや技術的に進んだ独自のソリューションを組み合わせる等、お客さまの多様なニーズに応えるサービスを構築すべく検討を進めています。
また、弊社が得意とする会計業務だけでなく、人事や販売管理などお客さまのあらゆる業務プロセスをカバーできるようにソリューションに厚み持たせ、それらをお客さまにワンストップでご提供することを目標としています。そのためには、会計以外の分野についてはそれぞれの分野に強いパートナー様と協業して、お客さまの課題解決に貢献したいと考えております。そして、その結果として、弊社の得意な業務の幅を拡げ、同時に人材育成に繋げたいと考えています。

お客さまへのメッセージ

記念撮影

中山:最後にお客さまへのメッセージをお願いします。

中島:弊社は従来のSIベンダーの枠を越えてお客さま視点でお客さまとご一緒に考えるために、受託開発からクラウドサービス、コソーシングサービス等のソリューションを揃え、お客さまの課題解決に全力で取り組みたいと思っております。まずは何なりとご相談いただきたいと思います。

中山:力強いメッセージを頂き、ありがとうございました。Biz∫をご支援くださるパートナー様として、今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

以上、さくら情報システム株式会社様に伺いました。今後の更新にもご期待ください!!

インタビュイープロフィール
中島 孝夫  Nakajima Takao
さくら情報システム株式会社 取締役 兼 専務執行役員  開発本部  本部長
  • 1983年 大阪ガス株式会社 入社。情報通信部にて、システム開発・インフラ構築・企画業務に従事。
  • 2006年 株式会社オージス総研へ出向。経営企画部長に着任後、プラットフォームサービス本部長として基盤構築・運用ビジネス、データセンター、クラウドビジネスを担当。
  • 2012年 さくら情報システム株式会社へ出向。

【企業名・部署名・役職名は取材当時のものです】



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