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日揮情報システム × NTTデータビズインテグラル TOP対談~グローバルで戦う日本の企業を支えるサービスインテグレーターを目指して~

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2014年1月吉日
Biz∫ビジネスに取り組むパートナーの皆様にスポットを当てる「パートナーハイライト」。 第13弾は、日揮情報システム株式会社(以下J-SYS) 中島代表取締役社長に、Biz∫ビジネスへの取り組みや強み、今後のビジネス戦略をお聞きしました。

強みは「エンジニアリング力」と「プロジェクトマネジメント力」

中山: 御社の事業内容を教えてください。

中島: 弊社は、1983年7月に日本を代表するエンジニアリング会社である日揮株式会社のコンピュータ部門が分離独立し設立されました。
設立以来、日揮100%出資の情報システム子会社として得られたノウハウや技術力を活用し、日揮グループ並びに日揮以外のさまざまなお客様に対して、システム導入時のコンサルティングから構築、運用まで一貫したシステムインテグレーション事業を展開しております。
外販ビジネスを早い段階からスタートし、現在では売上のうち日揮グループ以外のお客様向けが約6割を占めています。

中山: 御社の強みはどのような点でしょうか。

日揮情報システム 中島社長

中島: J-SYSの強みは、「エンジニアリング力」と「プロジェクトマネジメント力」です。日揮での豊富なプロジェクト経験とナレッジを情報システム分野に適用し、エンジニアリングアプローチによって、情報システム構築を合理的に行うことができます。
 また、日揮の大規模プロジェクトで培ったプロジェクト管理ノウハウや方法論を活用し、徹底した品質管理・コスト管理・スケジュール管理・コミュニケーション管理を行い、お客様との意思疎通を深め、プロジェクトを成功に導くことができます。
この2つの強みを活かし、私たちJ-SYSは企業が抱えている様々な問題に対し、常にユーザーの立場に立った最適なソリューションを提供しています。

中山: 得意なシステムや業界については如何ですか。

中島: まず、弊社が開発した国内トップクラスの導入実績を誇る設備保全システム「PLANTIA」があります。ホストコンピュータ全盛の時代から何十年もの間ご利用くださっているお客様も多く、歴史のあるシステムです。今や製造業にとどまらず様々な業界や海外で利用され、設備の安全稼働に貢献しています。
また、建設業の基幹業務にも精通しており、J-SYSが現在までに提供してきた成功事例を結集した建設業特化基幹業務システム「J+ComFITs (ジェイプラスコンフィッツ)」があります。建設業界特有の業務や会計処理をサポートし、業界のデファクトスタンダードとして高い評価をいただいています。
その他に得意な分野としては、機械・化学・石油産業などの製造業のお客様にも、生産管理・周辺基幹システムを切り口として多数のシステム開発実績があるとともに、日揮での運用実績を活かしたユーザー系企業としてのシステムマネジメントサービスをエンジニアリング業・公共系のお客様に提供しております。

中山: 御社はフィリピンにも拠点をお持ちですね。その狙いは?

中島: 1992年に、東南アジアでの第一拠点としてマニラに100%出資の現地法人 J-SYS Philippines Inc.を設立しました。狙いは、現地技術者の確保、グローバルプロジェクトへの対応、高い品質を維持しつつ低コスト化を実現することです。今では100人以上の技術者を抱え、オフショア並びにオンショア開発、日揮のシステム運用サポート業務などに従事しております。

「J+ComFITs」と「Biz∫会計」との連携提案が採用へ

中山:

ビズインテグラル 中山

Biz∫ビジネスを始めるに至った経緯を教えていただけますか。

中島: NTTデータグループとのお付き合いがスタートしたのは、約15年前NTTデータの提供する基幹業務パッケージ「SCAW」を取り扱うようになったことからです。以降、「SCAW」開発パートナーとして、「SCAW」を利用したお客様向けの基幹業務システム開発を手掛けてきました。
その後、NTTデータイントラマート社が提供するWebシステム開発向けの統合フレームワーク「intra-mart」がリリースされ、その開発実績を増やしてきました。実績の一例としては、大手通信会社系向けの販売・営業管理システムや、ニコン様の社内申請システムが挙げられます。最近では、ワークフローとしての活用だけでなく、「intra-mart」を基盤とした各種アプリケーションや業務パッケージ開発などの構築事例もでてきました。
先ほどご紹介した「J+ComFITs」は、Webアプリケーション構築基盤として「intra-mart」を採用しています。
「J+ComFITs」のコンセプトは、機能の集約化・標準化、さらに無駄なカスタマイズやアドオンを極力排除することで短期間・低コストでの導入が可能であり、多くのお客様にその良さを認めていただいています。また、データ連携を円滑かつ早期に実現する高機能EAIツール「Biz∫ASTERIA」を標準装備しており、あらゆる外部システムとの連携を実現します。昨年にはファーストユーザである五洋建設様での稼働が開始するとともに、鴻池組様でも採用していただきました。
鴻池組様においては、柔軟性が高いシステムの特長を活かし、「J+ComFITs」とBiz∫業務アプリケーション「Biz∫会計」との連携提案を採用いただいています。
この成功事例により、Biz∫パートナー表彰会「Biz∫ AWARD 2013」にて、「Project Award」を受賞することができました。

中山: 「J+ComFITs」は「intra-mart」を組み込んでいますので、社内の基幹系システムと情報系システムの一体化した運用が可能です。まさに、Biz∫の開発思想とマッチしています。

今後のビジネス方針

中山: 今後のビジネスの方針をお聞かせください。

対談の様子

中島: 今後は日揮グループのビジネス拡大に伴い、対象市場の深耕及びグローバル化を促進していきたいと考えます。一方、国内については、「J+ComFITs」がターゲットとする建設業界への展開です。
建設業を取り巻く経営環境は、リーマンショック以降厳しい時代が続いてきましたが、オリンピックの招致やアベノミクス効果などの大きなトリガーにより、公共投資の増加が期待され、わずかながら明るい兆しが見えてきたといった状況にあります。今後の経済の動向を注視しながら、基幹システムの更改ニーズに対しての取り込みを進めていきたいと考えます。そのためには、弊社製品の知名度を上げて、市場に浸透させることが課題です。
 営業戦略としては、お客様との信頼関係を深め、横展開を図っていきます。3年前より、日揮情報システムのお客様を会員とした「J-SYS建設ユーザー会」を定期的に開催しています。最新の技術情報についての講演やディスカッションを中心に、業界の横のコミュニケーションを深め、製品の改善に活用することが目的です。最近はスマートデバイスの活用法などお客様の関心が高いですね。今後もユーザーアンケートなどを通じてお客様のご要望に応じたテーマを設定し実施していく予定です。

中山: 私も以前、御社のユーザー会にて講演させていただきました。お客様のお話を伺っていると、企業がベンダーに求めるニーズが徐々に変化してきたと感じますが、如何でしょうか。

中島: 昔は「受け身型ビジネス」、つまりお客様に指示された通りに製品をつくることが重要でした。その後、お客様のニーズをお伺いし、それを満たすための「提案型ビジネス」へ転換が進み、ERPがソリューションの武器として利用されてきました。最近は「問題探索型ビジネス」に変化してきたと捉えています。

中山: 「問題探索型ビジネス」とは?

中島: 企業にITが導入されているのは当たり前の世の中です。しかしながら、新しいテクノロジーが次々と登場し、業務が高度化・複雑化する中で、ICTを使った次の一手がわからない、自分たちのビジネスの問題点をお客様自身が気づいてない、といった状況もでてきました。そこで、ニーズを把握する前の「課題を探す」ところから私たちが参画し、お客様と一緒になって解決策を提供していくというスタンスへのシフトを進めています。即ち、従来の「システムインテグレーション」事業から、お客様とともに新しいサービスを創出し企業価値の向上に貢献する「サービスインテグレーション」事業に変換していくことを目指しています。
これは、弊社が日揮の情報システム子会社であるからこそ実現できるビジネスモデルだと考えています。

中山: お客様のパートナーとしてサービスを一緒に考えていくことは、一段と難しい領域ではありますが、御社ならではの強みが活かせそうですね。今後の海外展開については如何でしょうか。

中島: 親会社の日揮の海外ビジネスは今や9割を占めています。最近では、プロジェクトが大型化する傾向があり、一兆円を超える規模のプロジェクトも少なくありません。大規模プロジェクトの場合は、日揮単体で受託するのではなく、複数の会社とJV(ジョイントベンチャー)を組んで遂行するケースが大部分です。最近は日本の会社だけでなく、海外のライバル会社と組むプロジェクトも増えてきました。海外の会社と日揮では、当然ながら業務の進め方、考え方、管理の仕方などが異なりますので、プロジェクトオーナーの意向を踏まえながら、現場や複数の会社とのやり取りを如何にうまく纏められるかがプロジェクト成功の鍵を握っています。グローバル化の進展とともに、プロジェクトが複雑化、多様化する中で、日揮流のやり方に加えて汎用性があるプロジェクトマネジメントが求められてきています。
私たちJ-SYSも日揮のプロジェクトを通じて、グローバル規模で戦っていけるようノウハウを蓄積していきたいと考えます。

お客様へのメッセージ

中山:

中島社長と中山

最後にお客様へのメッセージをお願いします。

中島: 日揮は、総合エンジニアリング会社として全世界を舞台にビジネスを展開しております。しかしながら、日揮は日本で生まれた“日本の心”を持った企業です。日本人が持つ責任感、規律、緻密さは世界に誇れる強みです。このような日本人の素晴らしい特性を大きな武器として、日揮は世界で力を発揮しています。私たちJ-SYSは、その日揮のDNAを引き継いでいます。
これから製造業をはじめとした日本企業の海外展開が加速していく流れの中で、お客様が世界で戦うためのお役に立ちたいという強い願いがあります。J-SYSは“Made in JAPAN”の企業として、常にお客様に寄り添い、ともに歩みつづけていく所存です。

中山: その責任の大きさに背筋が伸びる思いです。お客様が世界へ羽ばたく企業となるよう、より良い製品をつくることで我々も応援したいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました

以上、日揮情報システム株式会社様に伺いました。今後の更新にもご期待ください!!

インタビュイープロフィール
中島 昭能 Nakajima Akiyoshi
日揮情報システム株式会社 代表取締役社長
  • 1989年 日揮情報システム株式会社入社
  • 2004年 執行役員 ソリューション本部副本部長に就任
  • 2006年 取締役 ソリューション本部長に就任
  • 2008年 代表取締役社長に就任(現職)

【企業名・部署名・役職名は取材当時のものです】



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